「伝わる」文章術

「伝わる」文章術

物件紹介やブログなど、不動産サイトの運営で文章を書く機会は多いでしょう。
しかし、文章はただ書けば伝わるものではありません。分かりやすく伝えるための文章術があります。
同じ内容でも、文章術を意識する・しないでは伝わりやすさが大きく異なります。
今回はユーザーに「伝わる」文章術のご紹介です。

結論から書く

まず「何を述べたいか=結論」から書きましょう。
文章の方向性が定まることで、内容が明確になります。

*結論から先に書くことを強く意識しましょう。
物を考えるときは「○○(理由)だから□□(結論)」という流れで、理由から結論を導くことが多いです。文章でも、この思考の流れをそのまま書いてしまいがちです。
しかし、読者にとっては「ゴールが見えない状態で話を聞かされている」状態です。
伝わる文章を書く一番のコツは、最初にゴールを示すことです。

一文は短く

一文はなるべく短くしましょう。
特に以下の「つなぎ言葉」には注意です。

  • ~(です)が
  • 「、(読点)」
  • ~の

多用すると、一文が無駄に長くなってしまいます。使うときは最小限にしましょう。
伝えたい内容ごとに一旦「。(句点)」で区切った方が、文章が簡潔になります。

例:「~が」「読点」

×弊社は不動産の仲介を行っておりますが、10年間で実績が多数あるのですが、様々な条件に対応できますので、信頼できる不動産会社としてお客様からも評判を頂いております。

○弊社は不動産の仲介を行っております。10年間で実績が多数あるため様々な条件に対応できます。信頼できる不動産会社としてお客様からも評判を頂いております。

例:「~の」

×大阪市の不動産売却の最新の情報はこちら!

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専門用語は控える

不動産業界でのみ通じる用語は一般的な言葉に置き換えましょう。
読者の知らない言葉が混じっていると、それだけで伝わり辛い文章になってしまいます。

×物件の内見はいつでもOKです。

○物件の見学はいつでもOKです。

箇条書きを上手く使う

文中で項目を述べるより、箇条書きにした方が伝わりやすいです。
項目が多い場合は箇条書きで示しましょう。

×不動産売却の媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」があります。

○不動産売却の媒介契約には以下の種類があります。
・専属専任媒介契約
・専任媒介契約
・一般媒介契約

まとまった記事を書く際は、構成も重要です。
分かりやすい記事を書く手法として「PREP法」があります。


PREP法
Point(結論):何が言いたいか?
Reason(理由):なぜか?
Exsample(具体例):たとえば?
Point(結論):もう一度。「だから」こうなる

まず結論から述べます。最初から文章のゴールを示します。
次にその理由と具体例が続きます。最初の結論に対して、なぜか?根拠はあるか?という疑問に答える形になります。
最後に結論をもう一度示します。前に理由と根拠が示されているため、結論がより明確になります。
こうすることで、内容をスムーズに理解することができます。

例:
弊社は不動産売却に強い会社です。
長年の実績により、どこよりも高く売るノウハウがあります。
また、各種資格を持ったスタッフが在籍しており、法律やお金のこともサポートが可能です。
これまでの売却事例やお客様の声を、ホームページに多数掲載しております。是非ご一読ください。
実績とノウハウ、専門知識でお客様を成功に導きます。
不動産売却は株式会社○○不動産にお任せください。


文章を書くときは読者にどう伝えるか?を意識することが大切です。
一度文章を書いた後も、今回ご紹介した文章術に沿っているか確認・推敲をしてみましょう。
時間を置いてから見直すのも良い方法です。
「伝わる」文章で反響に繋げましょう。

不動くんにはコンテンツを作成できる機能が豊富にあります。
文章を自由に掲載できますので、今回ご紹介した文章術を大いに活用できます。

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