IT導入補助金の事業実績報告とは

IT導入補助金は採択されれば終わりではありません。採択されただけでは補助金を受け取ることはできないのです。

IT導入補助金の実績報告とは

IT導入補助金の実績報告とは、ITツールを導入した後で、事務局に事業の実績内容を報告する手続きのことです。申請枠すべてに義務付けされています。

実績報告をしないとIT導入補助金は交付されません。
報告には期間が設けられているため、期間内に提出するよう前もって準備をしておきましょう。

IT導入補助金における「事業」とは、ITツールの契約・納品・支払いを指しています。ITツールを使っての成果報告には該当しません。

IT導入補助金の実績報告に必要なもの

実績報告には、ITツールの導入や支払いが完了していることがわかる書類が必要です。
ITツールにより必要な書類は異なるため、導入時に記入した書類はしっかり残しておきましょう。

提出書類は以下になります。

これらの書類はすべて正確で完璧でなければなりません。不備があれば、補助金の受給が遅れます。適切な管理が重要になってきます。

IT導入補助金の実績報告でのポイント

実績報告の際に、書類を提出すればいいというわけではありません。

申請時の事業計画と内容が一致しているか確認することも重要になります。ツールの導入内容や経費に変更があった場合、理由を明確に報告しなければなりません。事業計画にどのような影響を与えたか正しく説明をしましょう。

実績報告が完了した後も一定期間保管をします。期間内に事務局から問合せが来る場合もあります。必要に応じて提出できるようにしておきましょう。

補助金の交付決定を受けていても、事業報告の検査を通過しないと補助金は入金されません。

交付決定からのスケジュールも確認しておくことが重要です。
手引きをよく読んで実績報告を行いましょう。