不動産ブログの書き方のコツ

不動産ブログの書き方

これを読んでいるあなたは自社ホームページのブログ担当者でしょうか。またはこれからブログを書く初心者でしょうか。
「何を書けばいいのか」「これであっているかな」など不安に思いながら書いていませんか。

不動産ブログは自社ホームページにとって重要な役割を持っています。
今回は書き方からネタ探しまでのポイントをご紹介します。


ブログを書く前に

ブログの文章や内容に正解や不正解はありません。
「読者のために書く」ということを忘れないようにしましょう。

ブログは「読者目線」で書く

ブログ記事は熟読してもらえません。 どんなに渾身の記事をかいても、ほとんどの読者は欲しい情報「だけ」を探そうとします。

ブログは、自分の言いたいこと、伝えたいことを一方的に発信する場ではありません。
読んでもらう読者に「役に立つ」「ためになる」と思ってもらえることを念頭に書きましょう。

人それぞれ書き方は異なりますが、ExcelやWord、Wordpressなど実際使うツールに直接文章を打つ前に、紙などに設計をまとめておくと作りやすくなります。
草案などアイデアもメモしておくと、文章を作る上で役立つでしょう。

書く目的をはっきりさせる

ブログ記事のゴールをしっかりと決めておきましょう。

「誰」に伝えるのか

ブログに必要なことは「誰かの悩みを解決する」ことです。読者はどんな情報を求めているのか、どんな悩みを解決しようとしているのか想像して調査を行いましょう。

不動産ブログでは、売却をしたい人、家を探している人などターゲットが明確になっています。記事を書くときは、誰か1人に刺さるように意識して書くようにしましょう。
ターゲットを設定することをペルソナと言います。

誰に向けて発信する情報かがはっきりわかっていれば、ブログの方向性もブレることはないでしょう。

「何」を伝えるのか

ターゲットに向けた内容を記事するときに、困っているだろう疑問に回答するだけなら少ない文字数で済みますが、ユーザーは疑問に至るまでの理由や過程にも関心を持っているでしょう。

1つのテーマを深く掘り下げ、適切な情報を伝えることがポイントです。

また、知見や知識を書くことも良い効果があります。
困っていることやわからないことを検索してたどり着くユーザーは多くいます。直接お問合せにつながる可能性は低いですが、ホームページのアクセスアップになるでしょう。SEO対策に期待が持てます。


ブログ記事を読みやすくするコツ

一文は70文字程度まで

長い文章は内容が頭に入りづらいです。情報量が多いと読者にストレスがかかってしまいます。一文に1メッセージを意識しましょう。
重要なポイントは箇条書きを使うと伝わりやすくなります。

ブログを書くときに気を付けたいことは3つあります。

  • 誰に伝えるか
  • 何を伝えるか
  • どうしてほしいか

ブログを書くときに「誰に」「何を」「どうしてほしいか」を気を付けましょう。

文章のスタイルを統一する

文体はブログ記事全体で統一します。
「です/ます」調は丁寧な印象を受け、誰からも受け入れやすい語尾となっています。語尾が混合するとちぐはぐになり読者にストレスを与えてしまう可能性があります。
「だ/である」など強調されたいい方は、説得力はありますがやや威圧的に感じてしまいます。

専門用語はできるだけ使わない

専門家しかわからない用語や、読みづらい漢字はなるべく使わないようにしましょう。
説明でどうしても使わなければならない場合は、注釈をつけたり、別に説明文を添えてあげるといいでしょう。
当たり前に使っている言葉でも、読者にとっては初めて目にする言葉かもしれません。「読者目線で書く」ということを忘れないようにしましょう。


不動産ブログのネタ探し

長く続けていればネタ切れにもなってきます。
不動産ブログは、専門的な内容になるためブログネタが枯渇しやすくなりがちです。
しかし、実際は書ける内容は周りに眠っています。

また、「書きたいネタはあるけど他にも記事がある」「他社とかぶってしまう」などと思って諦めていませんか。
内容を自社視点に置き換えて考えてみてください。違う要素が出てくるかもしれません。自社独自の内容を織り交ぜて書いてみましょう。

不動産用語の解説

不動産用語には一般的には普段馴染みのない言葉が多くあります。意味を知りたくて検索をかけるユーザーもいるでしょう。
業界で働いている方の知見で語れば説得力も出てきます。

自身の体験談を踏まえる

トラブルや体験談を記事にしてもいいでしょう。
不動産ではトラブルなどが多くあるので、ネタにしやすいのではないでしょうか。同じトラブルに遭遇した可能性がある人が多く、読まれる確率が高くなります。
自身の体験談はネタになりそうなことならすぐにメモするなりストックしておくことをおすすめします。

ネタがないからといってブログをやめてしまわないようにしましょう。